展覧会2005年 3月

3月

Paris




 
 

ポンピドーセンターで絵本作家のPaul COXの展覧会、Jeu de Constructionへ。
ブルゴーニュの古い農家を改装した壮大なアトリエを見て以来、単なる絵本作家とは思えない、大きなスケールの子供のための作品、というきわめて珍しい活動をしている好きなアーティスト。
若い頃から「何か?のデザイナーになりたい」と思っていた私。子供のころ遊んでいた北欧の木のおもちゃの手触りの暖かさや色の美しさに「おもちゃのデザイナー」はどうかしら?と夢みていたことを思い出す。

 

 



 
 

パリコレ、展示会と続き、ちょっとほっとして飛行機へ。
でも、東京に着くと見たいものもいっぱい!
六本木ヒルズの森美術館へ「ルイ・ヴィットン展」へ。
昔の優雅な旅の様子、祖父が良く話していたホテルのステッカーの貼ってあるトランクなど、
西洋(!)に行く事が特別だった時代に思いを馳せる。
今のように自由に世界中飛びまわれるのも楽しいけれど、昔のうやうやしい旅仕度も素敵。
外国人が来ると必ず来たがるココ、六本木ヒルズ。
霧にけむる東京タワーのヴィジュアルもメイルで送ってびっくりさせよう!

 

 

 
 
パビリオン・ド・アルセナルにて、伊東豊雄さんのインスタレーションによる、
Nouveaux Paris を見る。
様々な加工を施した布地をふんだんに使って仕切りを作ってあるので、全体にソフトな雰囲気で、これなら
建築関係以外の人も楽しめるのでは?
随所に配置してある家具も面白い。

 

 
   
 
 
コンコルド広場に面したJEU DE POMMEでTony Ourslerを見る。
プロジェクターを使って球体に映像を映すというアイディアも面白いけれど、やはり「球体」というものそのものに、興味をそそられる私。
ブティックのデザインや作品は、キューブー立方体をテーマにしてきたけれど、「球体」は次のテーマか??

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