東京ー香港ーヴェネツィアと出張が続き、すっかりサンジェルマンにはご無沙汰。さっぱりしていて、なるべく「素材を原型のまま頂きたい」私は、鰊のマリネと白エンドウの煮た物。今晩はオーナーもいらして、ソウだった・・・来週からは取材でお世話になるので、どうかよろしく・・・。

すっかりご無沙汰のサンジェルマン。来週は取材でお世話になるので、「ご挨拶」は欠かせない！相変わらず大混雑の「ホーム」のイタリアン。カウンターで待っている間に「ちょっと、コレ食べてみて？」と素晴らしい生ハムを頂く。７月の新しいメニュー試してね、と勝手にドンドン出てくる。サフランたっぷりのリゾットや、大好きなトリュッフをたっぷり散らしたカルパッチオ・・・。あー、やっぱりサンジェルマンて素晴らしい！

ヨーロッパに長いと肌や髪が本当に傷む。せめて、「素材をなるべく原型のまま」頂くことに、できる範囲でこだわってる。疲れているときは、消化しやすく、即エネルギーになるタンパク質が必須。上質の牛肉と各種のスパイス。速攻で元気になれそうな気がする。

フランスのサラダは日本と少し違って、タンパク質もしっかり入って「ご馳走サラダ」感覚。リ・ド・ヴォーのソテー、アウパラガス、ルコラとクレソンのミックス、と素朴ながらゴキゲンな組み合わせ。バルサミコとオリーブオイルをたっぷりかけて・・・。

取材でお世話になったサンジェルマンの老舗のジャズクラブ。ご挨拶をかねてお食事に行く。なんせ、ジャズがあまり得意でない私は、お食事がとても美味しいので、ほとんど「レストラン」として通っている・・・。「素材をなるべく原型のままで」という私のポリシーにぴったりなメニューが嬉しいそれぞれに添えられているソースやスパイスがまた素晴らしい・・・。

長いルポルタージュの取材も半ばをすぎ、ようやく少しほっとする。「緑のお野菜だけ」という私好みのメニューに、オーナーのご好意で帆立貝のカルパッチオ・フランボワーズソースを合わせて下さる。歯ざわりの素晴らしい各種のお野菜に「モミ、トリュフ好きだったよね？」本当に至福のランチ！

取材やビジネス・ディナーで外食が続くと、やっぱり恋しい「ウチゴハン」。午後からの取材の日は何が何でもウチでランチ！シンプルな素材をシンプルに頂く・・・。疲れているときは本当にコレでほっとする。

いつもの「ホーム」のレストランのオーナーが、新しくＯＰＥＮしたビストロへ。宝石のようなトマトをマリネした素晴らしいオードブルに始まって、アンティチョークとフォアグラをコンソメゼリーで固めたテリーヌ、私には珍しくソースたっぷりのブッフ・ブルギニヨン。ビロードのような舌触りのソース、あまりの美味しさに「太ってもいい！」と、元気に頂く。

長かった取材もようやく終わり・・・。アシスタントと久しぶりに２人のお食事。もちろん、いつもの「ホーム」へ。 まさに「素材第一」のこのレストラン、素晴らしいインゲンを長いまま上質のバターでソテーした物を一品として頂く。 仔牛のレバーやタルタルステーキなど、自分では絶対に入手出来そうもない、かつ 「素材を原型で」頂けるものをオーダー。 ようやくほっとする。

取材も終わり、ヴァカンスも直前。いつにも増して外食が多くなるこの時期。絶対に太りたくない・・・。いつもの「ホーム」のイタリアンに、ほぼ毎日通っている？？お野菜のマリネにカルパッチオ、たこの薄造り（？）。これならきちんと頂いても太る事もなく、栄養もばっちり・・・。

ヴァカンスを南仏で過ごすアメリカ人の友人たちが、続々とパリへ。パリでの滞在先として・・・と新しく買ったアパルトマも素敵！我が家のスグ近くなので、早速お食事をご一緒する。アメリカから来たんだもの・・・やっぱりこってりしたフレンチがいい、と、私にしては珍しく「造りこんだモノ」を頂く。ポトフのお肉とお野菜のマリネは見た目よりずっとさっぱりしている。

今年の上半期は忙しくてあまりパリにいなかったにもかかわらず、サンジェルマンの方方には本当にお世話になった！「ドレッシングはかけないでね」とか、「付け合せはサラダにしてね」と細かい注文の多い私に「全ては君の肌と髪のために・・・」と、フレンチ・スピリッツたっぷりに切り返して下さる皆さんのおかげで、健康に過ごす事ができたわけで・・・。今晩はオススメのサーモンの半生のコンソメ・ジュレかけ。そして、卵のゼリー寄せ。付け合せもコンソメのジュレ！「ゼラチンは肌にいいんでしょ！」ご名答です・・・。