2023July

 

   
 
phoneを使うようになってから出番のない一眼レフのデジタルカメラ、重いカメラを旅行に持って行った時代が懐かしい。最近は全てのモノが軽量で小型化され身軽がイチバン、手放すのも惜しくない。
 

 

 
7月に入って暑さも更に厳しくなる。軽井沢も涼しいとはいえ日中は30度近く、早朝のプリンスにウォーキングに行く。新しく買う予定のゴルフクラブの試打の後は、空調の効いた美しいレストランでゴキゲンなチャイニーズのランチ。最近は軽井沢でも冷房が恋しい。
 

 

 
軽井沢がこんなに暑くなったのは昨年以来、強い日差しでテラスが難しい日はアルコーブのランチが最近の定番。デザートの後は摘みたてのフレッシュなミントティー、そしてヘアカット。いよいよゴルフのクラブセットを購入。
 

 

 
 
会社の決算を前に山積の書類がワゴンに並ぶアトリエ、毎年の事ながら時系列で並ぶ書類に一年を振り返る貴重な時間。月ごとに仕分けされた物語りのよう。
 

 

 
 
小麦製品、特にイーストの入ったパンは食べない私もパンプディングは大好き。グルテンフリーのパンと低脂肪ミルクで作れば、ボリュームは割にカロリーは低いゴキゲンなおやつ。ポリフェノールたっぷりのココアフレーバーで。
 

 

 
 
飛行機をイメージした真っ白なオフィス、30年に渡りお世話になっているトラベルエージェンシーの方にご挨拶に伺う。エールフランスやアリタリア航空、ウクライナの戦争が始まってからはエミレイツやカタール航空など、世界情勢を鑑みてその都度キャリアをチョイスして来たこの30年。これからもどうかよろしく。
 

 

 
 
相変わらずあまり進歩のないゴルフ、「続けることに意味がある」と自分に言い聞かせる。ゴルフの後は幼馴染みと早目のディナー、練習の成果を報告したりアドヴァイスを貰う。友人達とラウンドを周れる日は本当に来るのだろうか?
 

 

 
 
本当に暑い今年の7月、七夕の今日も灼けた道路は陽炎でも見えそう。外出を控え事務所でひたすら決算の準備をするのも悪くない。夜になっても気温は下がらず、テラスでアペリティフも早々に退散。先が思いやられる今年の夏・・・。
 

 

 
 
来シーズンはスキーもブーツも新調する予定、仕事の合間を縫って神保町に通う。スキーばかりしていた学生の頃、アルバイトをしていた懐かしい店舗でブーツを履いたり脱いだり。ようやく決めたブーツは初めての国産「レグザム」。
 

 

   
 
主人の退官のお祝いとお仲人のお宅にお招き頂く。暑さを忘れる涼やかなサロン、美しい暮らしぶりはいつ伺っても素敵。長いお付き合いに感謝しつつ、楽しいお喋りは尽きることなく。
 

 

 
 
最近のルーティン、ゴルフのレッスンと表参道の打ち合わせ、あまりの暑さに外出はまとめて。まだ20時だというのに閑散とした表参道、久しぶりに会った編集者とお喋りしながら歩く。 コロナ以降、すっかり夜が早くなった東京の街。
 

 

 
ライトアップされたエルメスやディオール、フェンディのウィンドウを眺めつつ、誰もいない表参道を夜風に吹かれて歩く。ゴージャスなブランドが並びまるでパリのアヴェニュー・モンテーニュのよう。
 

 

   
 
子供の頃から「首飾りを作る人になるよ」と言っていた私。海で拾った貝殻で作ったネックレスやパリの蚤の市で買ったアンティークのビーズ、思い出のアクセサリーを整理する。母の集めた香水瓶と併せて撮影するのも楽しい。
 

 

 
 
シリアルの入ったパンとドライフルーツをたっぷり入れたパンプディングは定番のおやつ、イチジクやマンゴ―のトロリとした食感、シリアルのプチプチした食感が美味しい。甘いものを殆ど食べない私の唯一のスィーツ。
 

 

 
秋に向けて大きな納品を控え一斉に作品が並ぶアトリエ。ジュエリーのトレイはシリーズごとに分け、ラベルを貼り取り出しやすい様に整理する。撮影がスムーズに進むためにはこんな地味な作業がとても大切。
 

 

 
 
麻布十番のギャラリーに恩師の油絵の個展を見に行く。パリの街角のようなレンガ造りの広場、東京の真ん中とは思えない静かな一角。ご一緒した中学・高校時代の写真を集めた手作りのアルバムをプレゼント。
 

 

 
原宿は15年くらい住んでいたので懐かしいエリア。東京オリンピックを機にリニューアルした原宿駅、IKEAやライトアップされたブランドの仮設パビリオン、その向こうには国立競技場も見えドラマティックな景観が美しい。
 

 

 
パリから帰国中のピアニストの友人から素敵なコンサートのお誘い。上野の東京文化会館の小ホールは彫刻家、流政之氏の作品が壁面を飾る美しいホール。クラシックと現代音楽を織り交ぜたプログラムに感激、演奏後は彼を待つ人の列が長く続く。
 

 

 
 
猛暑日が続く今年の7月、道行く人もなく陽炎が見えそうな街。冷房の効いたアトリエでひたすら決算の書類を揃えるのが嬉しいほど。暑さに助けられ一気に片付き、夜はご近所の同級生と久しぶりのディナー。夜になっても全く気温が下がらない熱帯夜。
 

 

 
 
あまりの暑さに熱中症で倒れる人が多いのか、延々と救急車のサイレンが聞こえるアトリエ。打ち合わせも全てリモートになった今週、ひたすらパーツの整理をする。涼しいアトリエでサンプルの制作も楽しい。
 

 

 
 
猛暑日が続き打ち合わせは続々とリモートに変更、スムーズな移行はコロナのおかげ。ゴルフのレッスンに行くのも炎天下を歩く距離は最短にしたいもの。夕暮れになっても気温は下がらず資料を探しにそぞろ歩くのも一苦労。
 

 

 
 
日本の鍍金技術は世界に誇れる高いクオリティ。価格の高騰で次々安価な海外の鍍金に頼るメーカーもあるけれど、私は日本の鍍金に拘りたい。都内にある小さな工場も工夫を凝らし新しい色味の鍍金の開発に余念がない。この探求心こそ日本のモノ作り、工場の見学はいつも楽しい。
 

 

 
 
本の資料のために80年代の雑誌を探す日々もいよいよ終盤。ヴィンテージの雑誌を扱うマグニフさんのおかげで、ほぼ全てのELLE JAPONが揃う。ひたすら通い一冊一冊ページを繰った楽しい資料探しも終わり、執筆に集中する夏になりそう。
 

 

 
建築構造界の巨匠と言われる先生からお招きを受けて、門外漢の構造セミナーに伺う。お茶の水は明治大学や日本大学の巨大キャンパスが林立するキャンパスシティ、セミナー会場にはたくさんの構造模型が並べられていて興味深い。
 

 

 
 
ようやく揃った80年代のELLE JAPONとanan。パリに憧れていた高校生の頃、唯一のパリ情報は雑誌だった。スクラップブックに今も残る記事はこの号だったのだ!と確認しつつ読み込んでしまう。インたーネットのない時代、そして時はバブル・・・、雑誌は熱い媒体だった。
 

 

 
建築構造界の巨匠と言われる先生からお招きを受けて、門外漢の構造セミナーに伺う。お茶の水は明治大学や日本大学の巨大キャンパスが林立するキャンパスシティ、セミナー会場にはたくさんの構造模型が並べられていて興味深い。
 

 

 
猛暑日が続き外に出るのが躊躇われるほどの東京、ようやく軽井沢に辿り着く。テラスの草花もすっかり夏、天ぷらランチの後は久しぶりに旧道を歩く。ドライフラワーが溢れるパリの様なブティック、神社の木陰でひと休みして古本屋を覗く。
 

 

 
 
早朝の軽井沢はさすがに涼しく爽やかな朝、ゴルフの打ちっぱなしに行く。浅間山を遥かに望む美しいゴルフ場、練習グッズを腕にはめひたすら打つ。ひたむきな練習こそ上達への近道と信じたい。
 

 

 
ゴルフの練習を終え発地市場へと急ぐ。9時を回ると殆ど売り切れという「お野菜争奪戦」、開店前の行列に並ぶ。ピーターラビットに出て来そうな葉っぱが付いた可愛らしい人参や、カボチャの花、小さな赤かぶ、まだ温かい採れたてのとうもろこしなど、発地市場ならではのお野菜が嬉しい。
 

 

 
森を抜けるとヨーロッパのような佇まいのブティックが見えてくる。美しい店内にはオーナー直々に選んだ生活雑貨が並び、カフェではお茶も出来る。最近オープンしたヘア&ネイルサロンのインテリアも素敵、夢のようなブティック「ラ・ボロンテ」。
 

 

 
 
32年前、結婚式のお仲人をして頂いて以来のお付き合い、美術史の先生が同級生と一緒に我が家をご来訪。この旧軽井沢で最も美しいと思っている「秘密の森」にご案内。テラスのお茶も楽しくあっという間に時間が過ぎる。花束のような素敵な方々・・・。
 

 

   
 
東京に戻ると再びの猛暑日、昼間だというのに人っ子一人いない道。今年の7月は猛暑日と真夏日の繰り返し、地球温暖化が急速に進んでいる事を誰しも感じているはず。
 

 

 
 
忙しさにかまけて、すっかりご無沙汰のキッチン。来客の多い我が家は食器の数も多く、外国人のお客様用の漆器やお重も数々。全てを一気に整理すると思うと気が遠くなる。手始めにビンやらタッパーやら、常備菜やおすそ分け用の小物を整理する。
 

 

 
久しぶりに外国人のお客様をお招き、母の手縫いのコットンのクロスを掛け、陶器のお皿を並べる。アペリティフの日本酒用のお猪口をカゴに盛り、グラスの代わりには漆器のお椀、こんなお遊びも楽しいもの。フランチェスカさん手作りのタルトが今日のデザート。
 

 

 
 
再び猛暑日が続き、打ち合わせは早々にリモートに。外に出る事が憚られる気温と目を射るような日差し、アトリエのブラインドを下ろし静かに作業をする至福の一日。おろそかにしがちな素材の整理やサンプルの作成、撮影から返却された作品のリストアップなどの雑事もまた楽しい。
 

 

 
 
友人ご夫妻とヴェネツィア料理のリストランテへ。ヴェネツィアに本店があるこのお店、4月にはヴェネツィアでお誕生日を祝って頂いた楽しい思い出、日本とは思えない雰囲気とお料理の美味しさにお喋りも弾む。
 

 

   
 
いったいいつまでこの暑さが続くのか?連続猛暑日の記録を日々更新する今年の7月。熱中症や再び微増のコロナなど、打ち合わせも変更に次ぐ変更。アトリエでひたすら溜まった仕事を片ずける、静かで涼しい日々に心が整って行く実感。
 

 

 
主人のゼミの卒業生、アイドルグループ「きゅるりんってしてみて」のコンサートにお招き頂き浅草の花劇場に行く。久しぶりに訪れる浅草は外国人観光客も多く、日本情緒溢れる街並みが楽しい。
 

 

 
アイドルのコンサートなど行ったことがない私、ノリノリの会場に少々気後れつつファンシーな舞台と可愛らしいダンス、完成度の高いパフォーマンスに感激する。
 

 

   
 
終演後に皆で楽屋を訪ねると、いつも通りの可愛らしい姿。主人のゼミの卒業生に現役アイドルがいるということにも驚くけれど、これほどの仕事をしていながらゼミの活動にも参加し、きちんと卒業するひたむきさに感動する。
 

 

 
 
収まる気配のない猛暑日の中、渋谷に映画を見に行く。センター街を歩くなど何年ぶりだろう?延々と続く渋谷駅の工事、高層ビルが次々と建ち工事のクレーンが聳える劇的な景観にカメラを向ける外国人観光客も多い。
 

 

 
 
宮益坂を上りシアター・イメージフォーラムで「わたしたちの西洋美術館」を見る。個性的な外観のミニシアター、マニアックな上映作品が多く毎回楽しみにしている。上映後に監督のトークショーがあり、思いがけない出会いに感謝する。
 

 

 
 
diary index 渋谷駅周辺の雑踏を避け、帰りは原宿まで散歩がてら歩く。新しくなった渋谷公会堂や、ライトアップされた丹下健三氏設計の国立競技場が美しい。原宿前の橋はオリンピックにちなんで「ごりんばし」と初めて知る。観測史上、最も暑かった7月が終わる。 page top

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