2022September

 

 
 
 
久しぶりに友人のイラストレーターのお宅に伺う。台風が接近中の夜、豪雨の合間を縫って夜の上野をお散歩。かつて芸大の最寄り駅だった旧博物館物園駅、1997年に使われなくなって以来しばらく閉鎖していたけれど2018年には現代アートの展示スペースとして復活した歴史的な駅舎。

 

   
 
 
9月に入って感染者数は激減しているけれど、相変わらずコロナの影響は色濃く夜の打ち合わせはカフェを探すのも一苦労。殆どのカフェは20時にはオーダーストップ、既にシャッターが閉まり始める。バブルの頃が懐かしい・・・。

 

   
 
 
主人のゼミの集りにお誘い頂きお仲間に入れて頂く。若さ弾ける皆さんとご一緒しすっかり元気をチャージ、若いって素晴らしい・・・。皆さんの夢が叶いますように!

 

 
 
 
西洋美術館に「自然と人のダイアローグ」を見に行く。世界遺産に登録された後、大規模な改修工事が終わったばかり。展覧会のパネルの位置も以前とは違い美術館を正面から見られる配慮が嬉しい。

 

 
 
本の資料のため、ヴィンテージの雑誌を探しに神保町に行く。バブル時代を象徴するような華やかな誌面に熱い時代が蘇る。ヴィンテージ以外にも、個性的なブティックやオリジナルな品揃えのシェアブックストアが並ぶ。

 

 
 
久しぶりの軽井沢は霧が立ち込める幻想的なお天気。霧が晴れて温かな日差しの中、幼馴染みのお母様の91歳のお誕生日をお祝いする。ケーキを囲んで和やかなティータイム、思い出話は尽きない。91歳になられても変わらず美しいお母様に感動する。

 

 
 
 
額装された母の押し絵作品を整理する。外箱に貼るインデックス用の写真を撮るため一堂に並べると、母の作品の丁寧な仕事ぶりが良く解る。お節句事や季節の花々など、歳時記のような作品に日本の四季の素晴らしさを思う。

 

 
 
母の部屋に入ると様々な思い出が蘇り温かな気持ちになる。桐箪笥の引き出しに並ぶ膨大な数の風呂敷のコレクション、いつか整理しなくてはと思いつつ広げて見るとその柄の美しさにすっかり魅了される。

 

 
 
大掛かりな再開発が進む渋谷駅周辺、人混みが苦手な私もホテルの窓から眺めるパノラミックな街の景観に感激。天空の景色を眺めつつ建築界のお偉い先生方とのお食事も楽しい。

 

   
 
 
パリに戻る前、戸籍謄本を取りに港区役所に行く。最近はお役所にもアート作品の展示が盛んだけれど、中庭いっぱいにインスタレーションが並ぶ空間にはびっくり。美術館に居るようで長い待ち時間も嬉しい。

 

 
 
東大駒場キャンパス内の博物館に友人の展覧会を見に行く。初めて訪れる駒場キャンパス、威風堂々の講堂や樹齢千年かと思われるような大木にその歴史を感じる。広大な敷地に様々な分野の研究室が点在する。

 

   
 
 
パリから帰国すると聞いていた長雨は終わり、爽やかな秋晴れが続く。ようやく時差も解消、久しぶりに朝のランニングを再開。スケートボードで滑る川沿いの道も既に秋の気配。

 

 
 
 
母の作品の羽子板を一斉にお手入れする。桐箱を開け陰干し、作品ごとに飾り台のサイズを合わせる。歳時記の様にその季節の作品を飾りたいもの。

 

 
 
いつもお世話になっているスタイリストさんとヘアメイクのご相談、待ち時間はヴィンテージのマガジンショップで古いフランスの雑誌を楽しむ。ようやく打ち合わせが終わりほっと一息、冷えた白ワインで乾杯。日本にも気軽にアペリティフを楽しめるお店が増えて嬉しい。

 

 
 
久しぶりに軽井沢へ。車窓の眺めにすっかりリラックス、早速プリンスのお庭をウォーキング。真っ青な空と広がる緑にハロウィーンのオレンジと白の丸いボールが美しいコントラスト。

 

 
 
9月の終わりとは思えない暖かさに別荘を閉める友人達も名残惜しそう。朝のコーヒーもランチも午後のお客様までテラスで、サロンは眩しい光に溢れる。友人達と久しぶりにゆっくりお喋り、まるで夏のような一日。

 

   
 
 
diary index 日差しは夕方になっても陰ることなく珍しいほど暖かい夕暮れ。美しい光が差し込み白い壁に映るシルエットを眺めつつようやく忙しかった9月が終わる。 page top

home