2022July

 

 
 
 
30年来の旅の記録を額装する。ヨーロッパやアメリカ、アジア各国、アフリカ大陸にメキシコやブラジルと様々な国を訪れ、ライフスタイルの違う人々に出会う事は本当に素晴らしい。デザインのインスピレーションは旅先の美しい記憶とその空気感。

 

 
 
 
記録的な暑さと猛暑日が続き、目を射るような日差しに疲れ切る。軽井沢に向かう新幹線の車窓からは霧に煙るグルーミーな景色、薄曇りで霧雨が降る寒いくらいのお天気に救われる想い。

 

 
 
酷暑の東京から来ると夢のような涼しさの軽井沢。3年ぶりに行動制限のない夏、久しぶりのお客様も嬉しくティーセットやケーキドームをお手入れしてセッティング。テラスのパラソルも大勢のお客様も本当に久しぶり。

 

 
 
 
コロナの影響でスポーツジムも辞めてしまいプールもお預け、我が家のギャラリーはにわかスポーツジムに。窓からの緑を眺めながらせっせとトレーニングに励む爽やかな朝。

 

 
 
ポインセチアは本当に手がかかる植物、突然葉がポロポロと落ちる。大掛かりに枝を切り剪定する勇気もなく、見守っているうちにぐんぐん成長してもはや樹木に近い高さに。

 

 
 
 
なかなか着る機会のない着物を久しぶりに桐箱から出して整理する。成人式に作った着物や祖母の代からの留袖に訪問着、美しい染めや柄は時を越えて受け継がれる家族の歴史、祖母や母との思い出が蘇る。

 

   
 
 
久しぶりの催しのために我が家のギャラリーを大掃除、ディスプレイ用の棚やスタンドなどの什器の配置を変え心機一転。お手伝いに来て下さった主人のゼミ生と卒業生を交えてギャラリーの思い出話などしつつ、私のアトリエも初来訪。

 

   
 
 
猛暑日が続きいやが上にも暑い・・・。コロナの感染再拡大で再び打ち合わせはリモートに逆戻りもありがたく、外出も全て取りやめ我が家の整理にいそしむ。

 

   
 
 
目を射るような日差しと酷暑が続く中、衆議院選挙の街頭演説中に安倍元総理が銃撃されるという衝撃的な出来事。その衝撃の余韻が残る投票当日、会場の小学校の穏やかな雰囲気に癒される。

 

 
 
コロナの感染再拡大は今までにないスピードで爆発的な感染者数。打ち合わせも全てリモートに逆戻り、久しぶりの対面でカフェに向かうも19時で誰もいない。一体いつまでこの状況が繰り返されるのか・・・。

 

 
 
軽井沢プリンスの広大なお庭をウォーキング、緑に覆われたゲレンデを眺めスキーシーズンに思いを馳せる。テラスカフェで早目のランチ、爽やかな風が吹き抜ける。夢のような涼しさに東京の酷暑をしばし忘れる

 

 
 
6月に一斉に草を刈ったお庭もあっという間に再び緑が生い茂り、自然の驚異を感じる。ランチもお茶もテラスで過ごす我が家、仕事は電源があるポーチのアルコーブで。ラップトップ一台でどこでも仕事が出来る時代に感謝する。

 

 
 
軽井沢歴史民俗資料館に正宗白鳥展を見に行く。裏にある旧近衛文麿別荘(市村記念館)まで歩く道は鬱蒼とした緑深い森、「熊が出た!」と言う警告もリアリティがあって怖い。

 

 
 
 
パリで学生だった若い頃、まだ日本にはなかったIKEAに行くのはいつも楽しみだった。今でもあの黄色いバッグを見ると当時の事がフラッシュバックする。留学生には思い出深いIKEA、日本でもすっかりお馴染みに。

 

 
 
長らく住んでいた懐かしい原宿、駅舎も改装されフレンチ・カフェのオー・バカナルやイタリアの食品を扱うイータリーなどが入る新しいビルが駅前に。美しいテラス席も猛暑とコロナの感染拡大で誰もいない・・・。

 

 
 
新たなコミュニティの形として話題の「シェア型書店」は棚を貸し出す全く新しいタイプの書店。出展者が借りた棚に自分の好きな本を置き、書評やオススメのコメント。神保町のパッサージュはフランス文学者、鹿島茂氏プロデュースのシェア型書店。興味深い出展者が多く欲しい本があり過ぎて困る。

 

 
 
アトリエの不要品を一斉に整理、リサイクルに寄付する。近くのリセ=フランス人学校からの寄付も多くまるでパリの蚤の市のよう。フランス製のガラスの食器やリキュールグラスなど珍しいモノがいっぱいで思わず欲しくなる。

 

 
 
 
 
コロナの感染再拡大で感染者は5ケ月ぶりに10万人を越え、連日過去最多を更新する。3年ぶりに行動制限のない夏を迎えるとはいえカフェは閑古鳥、オフィス街は無人・・・。ロックダウン下のパリを思い出す。

 

 
 
友人の展覧会を見に久しぶりに都庁を訪れる。威風堂々という表現がぴったりなツインタワーは第一庁舎と第二庁舎、青空に向かって聳える美しい姿をしばし観賞。

 

 
 
ウクライナの戦争でシベリア上空を飛べなくなって数か月、中東ドーハ経由のカタール航空でパリに戻ることに。30年近いお付き合いのエージェンシーの方と1991年の湾岸戦争を思い出しつつ、意外に混んでいる東京―ドーハの座席指定。猛暑の夕暮れ、飛行機と滑走路をイメージしたインテリアの新しいオフィスで涼む。

 

 
 
遅い映画を見た後、少し涼しくなった夜の神楽坂をそぞろ歩く。神楽坂育ちの私には毘沙門天や料亭の佇まいも懐かしい。今ではフランス人が多く住む「東京のパリ」、オープンテラスのカフェが並ぶ。

 

 
 
diary index 連日暑さが続き再びの猛暑日、今年は本当に暑い夏。従姉妹の引っ越し祝いに新居に伺う。祖母の代からの一戸建てからマンションへ、すっきりと片付いたコンパクトな住まい方はお手本にしたいほど。大きな欅と美しいお花が咲く中庭を眺めつつシャンパンでお祝い。 page top

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