2007 July

Paris

   
 
 
7月に入ると海外出張の多い友人たちも、ヴァカンス前とあってパリにいることも多いので、お誘いも多いけれど、私は取材でいっぱいいっぱい!サンジェルマン・デ・プレの「隠れた中庭」と言われるホテルにて、コレから始まる、濃い取材の打ち合わせを。それにしても本当に「隠れた中庭」。

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Paris

 
 
 
今回の取材は18ページの長きに渡り(?)私のお気に入りのサンジェルマン・デ・プレのブティックや、クライアントでもある友人たちを紹介するページ。シャルル10世の馬小屋であった名残をのこすチョコレートショップ、裏の中にはは殉死した人達のお墓が立ち並ぶ。ヨーロッパの「由緒」って、やっぱりこういう逸話には事欠かない。

 

Paris

 
 
お気に入りのブティックと言うよりは、アーティストのフローリスト、オリヴィエ・ピストー氏のブティックへ。フローリストとは思えない、「壮大」?とも言えるスケールの店内。むせ返るようなお花の匂いで、忙しいながらに森林浴に行ったような気分。抱えきれないほどの大きな花束を頂くことも多いので、我が家には巨大な花瓶が!

 

Paris

 
 
親しい友人であり、素晴らしいクライアントである友人に一家に、私のページに登場していただく事になり、取材に伺う。圧倒的な美しさのアンティークのタピストリーを前に、タピストリーにも負けない迫力のご家族!・・・と、借りてきたコケシのような私。長い友情の記念になったね、と喜んでいただいて本当に光栄。

 

Paris

 
 
 
パリらしい、サンジェルマンらしい・・・そして、私のブティックのあるサン・ペールらしい・・・、となると、やはりアンティークのシャンデリア。クライアントの友人であるP氏は、パリはもとより、フランスでもアンティークのシャンデリアのスペシャリストとして、その顧客リストの凄さにはおどろく! つい最近も、某メゾンの天才アレンジャー、K氏の新しい邸宅のシャンデリアを納品したばかりとか・・・。とにかく博識で、ティエポロの絵のある書斎でお話しするのも本当に楽しい。今日は私のために、日本からいらしたジャーナリストに、懇切丁寧に説明して下さる。

 

Paris

 
 
 
取材にいらしたジャーナリストの方と、ヴァンドーム広場にある、C宝飾店のプライベート・ミュージアムにお招きいただく。私のような「コスチューム・ジュエリー」は、ハイ・ジュエリーとは一線を画したものなので、単純にクライアントの気分で楽しめる。また逆に、こういうハイ・ジュエリーの世界には、その国ならではの歴史と伝統が息ずいているのだから、それをリスペクトするのが礼儀と言うモノ。担当のかたと、そんな話で盛り上がる。それにしても、本社自体がうつくしい・・・。

 

Paris

 
 
 
結婚以来、知らない間に少し太っていたので、意を決してダイエットに励んだ甲斐もあって、7キロの減量に成功!でも、相変わらず、顔は丸い・・・。結婚当初に着ていた「アライアのXS」が着られるか?・・・・が最近のテーマだったけれど、本店に行くと、なんとXXSが・・・。それにしても、このまったく目立たないブティックなのに、中に入ると、まさに「魔宮」。世界中のバイヤーが巨額を買い付けている・・・。

 

Paris

 
 
 
diary index
ようやく取材の前半が終了。ヴァカンスまであと少し!友人たちも久々にパリに居るので、普段ほとんどパリに居ないか、またはモーレツに忙しいか、の私は、せっせと友人をご招待する。毎日のように届く花束のおかげで、我が家もすっかり美しくなる。やはり、人様をウチに呼ぶ事ほどウチがきれいになる方法はないのでは??
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