2007 June

Tokyo

   
 
 
ようやくパリの仕事を終え帰国したら、大変な量の贈呈本。やっぱり著作を送っていただくのは本当に嬉しい。丁寧に包みをあけつつ、その方がその本を書くに至った経緯を思い、敬意を表しつつ・・・。本当に心豊かな時間。、とその中に、あら父。パリでは完売でもう入手不可?とあきらめていたところにお送り頂いて嬉しい。訳者、ご本人の奔走のおかげでフランス語版の出版にこぎつけたことを伺っていただけに、感激。

 

Tokyo

   
 
 
パリからの帰国便はいつもアジア系の雑誌が豊富で嬉しい。フォーブス・アジアは世界で活躍しているアジアン・ウーマンの記事が面白い。ヨーロッパの女性より美しい!と思う事もしばしば。きっとアウトゴーイングなんだろうなぁ・・・と自分のことが情けなくなる!

 

Tokyo

   
 
 
香港から帰国するときもエール・フランスのラウンジを使わせて頂いている。 東京ー香港とアジアにどっぷりのここのところ、フランスの雑誌は何だか懐かしい? サンジェルマンのアート特集を読みつつ、私の店はここだわ、と地図で見つける。

 

Tokyo

 
 
久しぶりにポンピドーセンターへ。「Air de Paris」展を見に行く。大好きなマルセル・デュシャンの作品のタイトル「Air de Paris」を展覧会のタイトルにするとは素晴らしい!ダニエル・ビュランをはじめ大御所ぞろいだけれど、キューレーションが面白いせいか見慣れたモノ、と感じないのはさすが。久しぶりにパリに戻ってきた実感。まさに「Air de Paris」を深呼吸した?

 

Paris

 
 
 
 
 
新しくなった装飾美術館にイタリアの家具デザイナー、ジョー・コロンボの展覧会を見に行く。イタリアの50年代の家具ってなんだかユーモラスで大好き。でもキャラクターが強すぎて自分で使うとなると?ジャック・タチの映画に出てきそうな、「未来の家」的な映像も興味深い。

 

Venezia

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
結婚以来15年、毎回来ているヴェネツイア・ビエンナーレ。
今年は現代美術の年。いつもの通り各国のパビリオンがあるジャルディーニの会場から廻る。それにしてもモノスゴイ暑さ!一つのパビリオンに1人のアーティストという、日本館、ドイツ館、フランス館。イタリア館は例年通り、多岐にわたるアーティストを網羅している。こうして、現代美術ばかりを見続ける体験はビエンナーレならではで本当に面白い・・・と毎回思う。デザインに生かすとかそういうことではなく、素直に「モノ作りの楽しさ」、を思い出させてくれる。

 

Venezia

 
 
 
 
 
 
 
2日目はアルセナーレの会場へ。
船の縄を編んだという長い長い巨大な倉庫のようなヴェネツィアならではの会場。しかし、こちらも暑い!!作品はもちろん、会場との組み合わせも面白い。ジャルディーニにはない、中国館の会場とそのインスタレーションは圧巻・・・。

 

Venezia

 
 
 
ヴェネツィアに来ると必ずお会いするM教授。知らないうちにすっかり有名になられていて、ビエンナーレの会場の建築から、私などわからない難しい建築史の本まで、会場のブックストアでたくさん見つける!

 

Venezia

   
 
 
今年のヨーロッパはミュンヘンに始まって、カッセルのドクメンタ、ヴェネツィア・ビエンナーレと現代美術の祭典が続く。全部廻ったら、さぞ面白いだろうと思いつつ、仕事のないカッセルにはなかなか行かれない・・・。

 

Paris

 
 
 
 
 
Culture index
リニューアルした装飾美術館、家具の美術館と言ってもいいほど年代ごとにカテゴライズされていてとても見やすい。ジャン・プルベやシャルロット・ペリアンなどおなじみのデザイナーの作品も、解説が丁寧で面白い。シャルロット・ペリアンの作品のガラスは、やっぱりサンゴバンなんだ・・・、私のブティックと同じ!で嬉しい。最近の話題の家具は座ったり、遊んだり(?)できるのも楽しい。
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